仕事は楽しいですか?
今日は完全に個人的な主観で書きます。 正解不正解もないし、個人の価値観に よって答えは様々なので… 早速! 「仕事は楽しいですか?」 こう聞かれて、即答で 「楽しいです!!」 こう言える人ってどれくらいいるんでしょう? 「楽しくないんです」 こう答える事が、なんか自分が 間違ってるんじゃないのか? そんな風に思い込んでる人もいるかも知れません。僕の持論ですが 「仕事は楽しくないもの」
これが僕自身のスタンスです! 楽しそうに仕事してる人 見かけると、キラキラ輝いてるし 笑顔も素敵で素晴らしいなぁって 素直に感じます。 が、本当にいつもいつも楽しいんでしょうか? ・思い通りにいかないとき ・人間関係が上手くいかない時 ・努力が報われない時 ・望む成果が出ない時 ・プライベートで何かあり、辛い時 もう楽しくない理由探し出したら キリがないくらい出てくると思うんですね。 じゃ、楽しい時って? ・自分のやりたい事が出来てる時 ・望む成果が叶っている時 ・人間関係が円滑にいってる時 ・会社、スタッフ、お客様など 他の人から必要とされてると実感出来る時 他に楽しい時ってありますか? (給料貰った時みたいなのは別です) こんな風に見ると、おそらく楽しい時 楽しい数の方が絶対的に少ない気がします。 (いつもいつも自分の思うようにいく 訳がないし、評価される訳じゃないと 思うので)仕事は楽しくないものと定義づける
では僕はどのように考えているのか? 前述しましたが 「仕事は楽しくないもの!」 かなり極端ですが、これには 理由がしっかりあるんです。 別に誰かに共感して欲しい訳ではなく 経営者としてのスタンスみたいなものです。 楽しい楽しくないって 完全に感情的な部分が大きいですよね この感情的な曖昧な部分のウェイトを 上げすぎると、日々の仕事に対しての パフォーマンスがその感情によって左右され やすくなり、安定した価値提供が 出来なくなりやすくなります。決められたタスクを淡々とこなす
機械的に、冷たく聞こえるかも知れませんが 淡々とタスクをこなしていく。 やる事リストをタスク化し それを期限を決めてこなし そして成果を計測して、 修正、改善を重ねていき 更に精度を上げ、より成果の 出る形を見つけ出していく。 ただこれだけ・・・ 僕たちサービス業は人相手ですので 会話や雰囲気を楽しんでもらいながら、 ヘアスタイルという商品を販売し その対価をお金でいただいています。 ですので、全てを機械化する事は 不可能ですし、美容師個人の存在も お客様からしたら、立派な商品の一つ なんです! しかし、美容師個人も人間ですので 楽しい楽しくないみたいな感情があって 当たり前。 そんな時に、この感情を押し殺して 偽りの笑顔で接客してる事も 少なからずあるんです。 (大人なら社会人ならプロなら当然) そう思われる方もいらっしゃるでしょうし 以前の僕もそのように考えていました。 そこで、仕事は楽しくないもの こんな風に考える事ができれば 上手くいかなくても、 成果出なくても そんなにモチベーション下がりませんよね。モチベーションに依存しない
MISONOの経営理念の 一つの行動指針として 「モチベーションに依存しない」 このように記し、スタッフとも共有しています 以下原文 ”楽しい、やる気、元気などに左右されない! 上がれば下がる。 熱くなれば冷める。 伸びたら縮む。 不確実なものに依存しない。 決めた行動(タスク)を淡々とこなしていく。実はこのマインドが最も安定し成果に繋がる” そもそもこのモチベーションや、やる気 に依存したビジネスは短期的なものなら いざ知らず、長期的なビジョンで見た時、 不確かで曖昧で脆いものはないと断言出来ますし、 その為に経営者が相当数の負担を強いられる事は 間違い無いでしょう!! (プロ野球みたいな1年区切りなら このモチベーション管理は重要) 話戻しますが、あまり下がらないように普段から 淡々としていれば、逆に何か 上手くいった時 成果が出た時 こんな時にその現実以上に 喜べるんじゃないんでしょうか? このマインドコントロールも 感情的な部分の話なんですが… 僕のビジネスの先生がいつも仰ってます感情と現実を分ける
『感情と現実を分けて物事を見なさい』
この意味は本当に深くて まだまだ僕も実践しながら訓練している最中です。 このblogは一般の方も読まれてるので 詳しくは書けませんが、 美容師あるあるを一つだけ 僕たち世代(40代)の美容師は 若い頃から、美容業界のブラックな部分を 沢山見ながら、それが当たり前だと信じ 時間、お金、プライベートを犠牲に(自己投資) しながら沢山の勉強をし、目の前のお客様に 喜んでいただく為に努力重ねてきました。 勿論その時期があるからこそ、今があり 時代の変化にもついていけるんですが、 その感覚が染みつき過ぎて、 変わっていけないのもこの年代なんです。 自分はこうしたいから・・・ 今までこうしてきたから・・・ 僕からしたら 「それで…」 本当に自分のやりたい事が 明確にあり、それを達成する為に 自分の別の大切にしたいものを 犠牲にしても良いんなら、 自分で借金して店舗構えて 独立してすれば良い。 組織に属しながら、自分の我がままが 通るほど世の中甘くない!! ここが大きな分岐点になるでしょうね 世の中に何故これだけ美容室が沢山あるのか? ここで独立を選ぶ美容師さんが多いからなんです!! 1人営業、夫婦2人営業などの小規模 サロンが増えてるのもこんな理由から。 自分の理想を叶える為に独立 他人を雇用するほどの収益は 上げられないし、人を雇用することで 生じる煩わしさは嫌なんです。 ただし、1人だろうと経営者には 変わりはありません。 美容師脳の間は、美容師のままの 過去からの延長の未来しか ありません。 何が正解で何が不正解 この答えは誰にも決められませんし 個々の選択ですが、 時代が変わり、 変わらないのが正解なのか? 時代に対応して変化していくのが 正解なのか? この答えは極論 生き残ったものが正解!! これに尽きます… 僕も一美容師ですが、それ以上に 一経営者として会社を存続させていく 大きな使命があります。 その為に 何を考え どんな行動を起こし どこにたどり着くのか これ全て経営者の手腕に かかってると言っても過言では ないでしょう。 今日はかなり突っ込んだ内容 になりました。 もしかしたら、読まれた方の中には 気分を悪くされる方もいらっしゃるかも知れんません。 悪しからず・・・
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